Vonew(36歳)一番弟子への道


Minocの鉱夫の父Vonと母Murcottの次男として生まれる。(Vonの息子でVonew、太郎の息子が新太郎のノリですな。アンチョクな家系ですな。けっして「母乳」と思ってはいけませんよ:D)

幼少の頃より剣士に憧れるも父に猛反対される。それでも毎日tenex道場の窓から稽古をうらやましげに眺めていたのがtenexの目にとまり、入門のきっかけとなったと言われている。(実は女子更衣室を覗きに行っていたと言う説もある。さらに、男子更衣室をうれしそうに覗いてたと言う説は本人が否定)当時の師のことをVonewは次のように語っている。

「あの頃、先生は確か40代後半だったと思います。いつもプーンと酒の臭いをさせながら 道場に座っておられました。いつも初代、先代と比べられて、周りからはあまり良く 言われてなかったようですが、先生自身はあまり気にしてなかったみたいです。 ちなみに剣を持ってるのは一度も見た事ありませんでしたね」 
(月刊「騎士道」6月号 「わたしの師tenex」より抜粋)


入門後のVonewは剣の才能には比較的恵まれていたこともあって、18歳で9番弟子に、22歳で6番弟子にトントン拍子に出世している。

24歳の時お見合いに失敗して以来、多少女性不信に陥る。(これと更衣室の噂がリンクしてモーホー疑惑に拍車をかけるも本人はむきになって否定)これが原因で7番弟子に降格している。

「いやあ、あの時は辛かったですね。私のような超人的精神力がなければ、 お見合いの失敗からは立ち直れなかったと思います。」
「週刊「主婦と剣」3月号 「お見合いは気合」より抜粋」

さらに不幸にも兄Voneoが落盤事故で鉱夫を続けられなくなり、父も既に他界していたので、家業をVonewが継ぐためしばらくの間tenex道場を離れることになる。

再びtenex道場に復帰したのは、モンスターの侵攻が始まった32歳のときである。このとき既に兄弟子の多くは傭兵としてほかの町に移っており、Vonewは5番弟子として再スタートしている。ちなみにこのときの3番弟子は、あのSightseerである。VonewはSightseerのことをこう語っている。

「とにかく基本とかはまるでなってないんですが、とにかく陰険な技を使うんですよ。 暗殺剣と言いますか、寝首を掻くタイプ言いますか、戦いたくないタイプでした。 練習用の剣に毒を仕込むんですよ。しかもDeadly…。入門数年で異例の出世を 遂げたのも、皆が戦うのを嫌がって彼との試合を避けたからなんです」

モンスターとの戦闘が激化する中、相次いで兄弟子が戦死、Sightseerが1番弟子、Vonewが2番弟子になってしまった。といっても、戦時中のことである弟子の番付などどうでも良かったに違いない。

「実はこの時期はじめて先生が戦うのを見たのですが、それは凄まじいモノがありました。 あのEttinが先生に切られると風船のようにはじけるんです。 あんなの見た事がありませんでした。今の先生からは想像が付きませんけどね。 たぶんあの時先生は燃え尽きたんだと思います。真っ白に・・。  ニョー矢吹のように・・・」と愛読書「あしたの尿」を手にVonewは熱く語っている。

そして現在、逆転してVonewが一番弟子になってるのは、Sightseerが早々とWindに逃げてしまい。Minocでは戦死したものと扱われた為だと思わる。(一番弟子復帰を狙うSightseerがVonewが食べる焼き肉にLesserPoisonをしみ込ませている、という噂もあるが真相は定かでない)


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