TOP T&Design SHOP-1 SHOP-2 
マイアカウント Iroiro Link 雑記帖
よくある質問  お問い合わせ・ご連絡



Maop風Tシャツの作り方
MajopのTシャツはこんな風に作っています。


MajopのTシャツは現在、転写プリントで制作しています。
転写プリントによるTシャツの作り方は簡単に言ってしまうと
『 図柄を専用の転写紙にパソコンで印刷 → 図柄を切り抜く → Tシャツに乗せてプレス機やアイロンでプレスする 』
となりますが、キレイにきちんと仕上げるためにはそれぞれの行程に注意点やコツなどがあり、なかなか奥が深いので、そのへんを細かめに書いて見ました。また白いTシャツへのプリントは比較的簡単ですが、カラーTシャツへのプリントにはちょっとしたコツが必要ですので、その辺も解説しています。
Tシャツ作りに興味のある方、参考にどうそ〜
※Majopでは現在MD5500というマイクロドライ方式のプリンタと業務用転写プレス機を使った転写プリントで制作しています。一般のご家庭ではインクジェット方式のプリンタやアイロンを使っての制作が主流だと思われますので、その辺のことは備考欄を参照ください。
※使用するプリンタと転写紙によっても違いがありますので、それぞれの説明書とあわせてお読みください。
※インクジェットプリンタとアイロンによる転写は残念ながら洗濯耐久性はあまりよくありません。この点をご了承の上、Tシャツ作りをお楽しみください。

道具と材料 (カッコ内は一般家庭用に解説しています。)
■無地のTシャツ
■転写プリント用紙
(市販のアイロンプリント用紙でOKですが、必ずプリンタの種類にあったものにします。)
■パソコン
■プリンタ
■業務用転写プレス機
(アイロンで代用)
■ドライ専用アイロン
(スチーム付きの普通のアイロンでもOKですが、必ずドライに設定してください。)
■アイロンマット
(平らで硬めならアイロン台でもOK)
■洗濯機と乾燥機
■よく切れるハサミとカッターナイフ、カッティングマット、定規
■綿手袋、冷却用スノコ
(なくてもいいです。)
作り方

■まずプリントするデザインを用意します。
転写プリントは色数に制限がないので、フルカラーのイラストや写真でもOKです。もちろん手書きの絵や写真をスキャナで取り込んだものも使えます。いずれにせよ絵や写真をそのまま使うのではなく、ちょっと手を加えることでグッといいTシャツになります。

手順 解説 備考
1.デザインを考えてパソコン上に表現する。 転写プリントは複雑な切抜きが苦手なので、それも考えながらデザインを詰めます。あとで実際にハサミやカッターで切り抜かねばならないので、それができるようなデザインにしておくわけです。 プリントするTシャツが白または白に近い色の場合は、それほど切り抜きのことは考えなくてもOKです。
2.画像編集ソフトでデザインの色を調整する。
インクは透明、つまり水彩絵の具のような仕組みです。なので、白Tはほぼそのまま色がプリントされますが、カラーTはTシャツの色が透けて見えたような色合いにプリントされます。この特性をうまく生かすと、プリントだけが浮いてしまうことのないいいカンジの色合いのTシャツができます。そのため、Tシャツの色とデザインの色がいい感じでなじむようパソコン上でシミュレーションしながら微妙な色調整をします。具体的には、画像編集ソフトでデザイン画とTシャツの色を『乗算』で重ねた状態でデザインの色を調整し、いい色合いを探します。

写真を使う場合は色合いの他、コントラストも調整してあげましょう。
(↓は少しコントラストをキツメにしてあります。)


また、『黒』はBK100%にしてしまわないよう注意します。BK100%だと黒インクだけが使われてしまい布に転写した時キメの荒い黒になってしまいがちだからです。『黒』は他の色の要素も使った黒に近い色で表現します。
黒、紺などすごく濃い色のTシャツへのプリントは特殊な機能や濃色専用転写紙が必須になります。

Majopが使っているMD5500というプリンタではベースドホワイト機能を使います。これは下の色を隠すための不透明な白インクをしく機能ですが、部分的に使用することができるので、Tシャツの色を生かしたい部分と殺したい部分を分けられ、MD5500独特の表現ができます。
(例えば↓のTシャツの場合ベースドホワイトを使って紺の上にい白っぽい魂をプリントしていますが、、魂の目玉と文字部分だけはTシャツの色を生かしたいのでベースドホワイトをしていません。)


インクジェットやレーザープリンタの場合は濃色地専用の転写紙を使います。これはあらかじめ転写紙に不透明白インクがしいてあるものとお考えください。

画像編集ソフトは色調補正とレイヤー機能がついたものがおすすめです。Majopではフォトショップを使っています。
3.テストプリントしながら更にデザインの色を調整する。
上の手順で決めた色も、実際に転写用紙に印刷したり、Tシャツにプリントした段階でまたその色合いは変わります。そのため小さくてよいので実際に転写紙に印刷しサンプル生地にテストプリントしてみて、その結果を見ながら最終的な色を決定します。

4.デザインの大きさを決める
パソコン上でシミュレーションしながらTシャツに対しどのくらいの大きさでプリントするかを決めます。Tシャツのベース画像を作っておくと便利です。 アイロンプリントの場合、最初はアイロンの面積より小さいものでやるのをお勧めします。大きいものも難しくはないので慣れたらぜひチャレンジして見てください。
■次にTシャツの下準備をします。
水洗いするのは着用時のTシャツの状態に近づけプリントのノリをよくすることが目的です。面倒なようですが、これをしておくとTシャツの風合いがグッとよくなりますし、プリントの寿命も延びます。特に新品のアメリカンタイプのTシャツを使う時はこの下準備をすることをお勧めします。
※後染め加工のTシャツは製造の工程ですでに製品洗いされていますので新品でもこの下準備は特に必要ありません。また、何度か洗濯したことのある手持ちのTシャツにプリントする時も同様で、アイロンのみかけておけばOKです。
手順 解説 備考
1.Tシャツを用意する
Tシャツは大きく分けて、太めの糸でざっくりと厚手に仕上げたアメリカメーカータイプと、細めの糸で柔らかく薄手に仕上げた日本メーカータイプがあり、Majopでは前者を使っています。
リブ素材やストレッチ素材のものは着用時にプリント面が割れてしまうので避けます。
圧力の弱いアイロンプリントの場合はどちらかというと薄手の日本メーカータイプのほうがキレイに仕上がります。

無地Tシャツ販売のお店はインターネーット上にもたくさんあり、特殊なサイズや色なども手に入れやすくなっています。
2.Tシャツを水洗いする。 綿100%のTシャツは洗濯すると必ず多少の縮みやヨジレが出ます。特に新品のTシャツは最初のお洗濯による縮やよじれが大きいので、これをやらないでプリントしちゃうと2度、3度と洗ううちにプリントがゆがんでしまったりする恐れがあるのです。またこれには、表面の繊維ゴミを取ったり、縫製不良によるほつれなどを発見できたりという利点もあります。 具体的には裏返してネットに入れ洗濯機で3分ほどぐるぐるし、6分ほど脱水します。


2.乾燥機にかけ完全に乾燥する一歩手前で取り出し、形を整えながらプレスする。
乾燥機を使うのはハンガーによる型崩れを防ぐためです。乾燥後のプレスにはTシャツの水分を飛ばす意味もあるので、アイロンでやる場合は必ずドライに設定します。
自然乾燥の時も後で必ずアイロンかけTシャツの水分を十分飛ばし表面を滑らかにしておきます。
■いよいよプリントします。
この先は細かい気配りがキレイな仕上がりをもたらすので頑張ります。夏はちょっと熱い作業ですけどね^^;
手順 解説 備考
1.デザインを鏡像印刷(左右反転)で転写紙に印刷する。 紙ではなく、アイロンプリント用紙など布転写専用の紙に印刷します。これはシートにあらかじめ薄く布用の糊がしかれているものです。印刷面に指紋などつけないように気をつけながら、印刷します。プリンタの設定は必ず鏡像印刷(または左右反転)に設定します。 MDプリンタの場合は、用紙で『アイロンプリント』を選択すると自動的に鏡像印刷になります。他のプリンタにもこれに近い機能がついているはずので、プリンタの説明書を見て設定してください。
※MD5500でベースドホワイトする時はこの時ページ合成機能を使って印刷しますが、この辺はMD-5500特有のマニアックな話なので省きます。MD-5500をお持ちの方は説明書等を見ながら研究してみてください。
2.印刷した転写紙を丁寧に切り抜く。


インクが乗っていない転写紙部分は糊のようなカンジでTシャツに残ります。白、生成り、杢グレーなど淡い色のTシャツはこれがほとんど目立たないのでまだいいのですが、その他の色のTシャツではその部分が目立つので、よく切れるハサミやカッターで極力図柄ギリギリに切り抜きます。この作業でTシャツの出来が大きく変わるので頑張ります。またこの時もプリント面に指紋がつかないよう左手に綿の手袋をつけて作業します。 アイロンプリント用紙の説明書には周囲2.3mmのところを切るとか書いてありますが、MDプリンタやレーザープリンタの場合はギリギリに切っちゃっても大丈夫です。インクジェットプリンタの場合は転写紙やプリンタによってはギリギリに切るとインクがはみ出す場合があるので、一度テストしてみてくださいね。淡い色のTシャツの時は無理しないで2.3mm余白を取ったほうがいいかもしれません。
3.プレス機とアイロンを設定の温度に暖める。 プレス機は暖まるのに結構時間がかるので、あらかじめスイッチを入れておきます。アイロンの設定は必ずドライにしておきます。

4.アイロンマットにTシャツを広げプリント部分にサッとアイロンをかけたあと、位置を確かめながら切り抜いた転写紙を置いてアイロンで仮止めする。 仮止めといっても一度アイロンで押さえたらすでにインクの一部はTシャツにくっついていますので、やり直しはできません。ゴミが入らないよう十分注意しながら、慎重に位置を決めたらアイロンで軽く押さえます。 プリント前のアイロンは表面のシワを伸ばし滑らかにするのとプリント面の水分を飛ばすためなので、必ずやります。
5.プレス機が加熱中でないことを確かめてから、Tシャツをプレス機にかぶせ、所定の時間と圧力でプレスする。 プレス機やアイロンは一度設定の温度になった後も、温度が下がったら自動的に加熱スイッチが入り設定温度に上げたりということを繰り返しています。この温度が下がって加熱中の時にプレスしないように気をつけます。

プレスの時間、温度、圧力は、使用する機材や転写紙によって変わるので、転写紙や機械の説明書を参考に自分の条件にあわせ
試行錯誤の上決めています。また、プリントする素材によっても変わります。
アイロンで失敗なくやる方法。
●アイロン台は平らで硬めのものを使います。机の上で広げて使えるアイロンマットもおすすめです。
●アイロンはドライに設定します。
●仮止めした後、アイロンに対して垂直に力が加わるように体重を乗せ、数を数えならが確実に所定の時間プレスするようにします。
●アイロンの面積より大きなプリントをする時には、数箇所に分けてプレスします。アイロンする部分は多少重なってもかまわないので、すべての面が所定の時間以上プレスされるようまんべんなくやります。周囲は特にしっかり押さえておきましょう。
●アイロンより小さいプリントをする場合でも、方向を変え2回プレスします。これはスチーム機能のついた一般のアイロンの場合、アイロン面にスチームの出る穴が開いているため一度押さえただけではこの穴の部分がきちんと付いていないことがあるからです。
4.転写紙をつけたままTシャツをスノコの上に広げて冷ます。 冷めるまでの間、転写紙がめくれないように注意します。周囲がめくれそうな時はアイロンで押さえます。 スノコを使うのは早く冷ましたいからなだけなので、Tシャツを平らに広げられれば床や机の上でもOKです。
Majopでは押し入れ用の桐のスノコを愛用しています。軽くて扱いやすい上、冷めるまでの時間も短いです。
5.しっかり冷めてから転写紙をゆっくりはがし、仕上げシート(※)を乗せてもう一度プレスする。 転写紙をはがすとインクがTシャツに全部移っていまが、この段階ではまだプリント表面は不安定なかんじです。仕上げシートのツルツルの面を当てもう一度所定の時間と圧力でプレスすることで、プリントがしっかり生地に定着します。 転写紙にインクが残っていた場合は転写が不完全なので、転写紙をそっと戻しもう一度プレスします。

仕上げシートは何回も使えます。

(※)インクジェットプリンタの場合は仕上げシートはありませんので、転写紙をはがせばできあがりです。

7.仕上げシートをつけたままTシャツをスノコの上に広げて冷ます。 冷めるまでの間、仕上げシートがめくれないように注意します。
8.仕上げシートをはがす。

で き あ が り !




戻る